「いいものは決して滅びない。」エモくてメロディックなアイドルグループBury、1stフルアルバム『No good thing ever dies』を5月22日に発売。本人らが楽曲解説!!

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「バラエティーに富んだ楽曲であなたの病みを葬る、哀愁メロディックパンクアイドル」を標榜し、活動中のBury(ベリィ)。音楽面では、パンク/ラウドな要素を軸にバンドサウンドで表現。MCを極力排除、凛々しい表情のもとで歌を突きつけるスリリングなライブパフォーマンスを魅力にフロアを沸かせている。舞台上から飛びだす楽曲は、どれもメロディックでエモーショナル。しかも巧みに転調を繰り返し、つねに楽曲の中へドラマを描き出してゆくのも特徴だ。
Buryは、5月22日に1stフルアルバム『No good thing ever dies』を発売する。このたび、アルバムへ収録した楽曲の魅力をメンバーが語ってくれた。その中から今回は、『Believer』『Break your wall』『迷想少女』『キミノツマサキ』『Attack!!!』の魅力をお届けしたい。

『Believer』

乾いたギターの音が、これから始まるドラマに嬉しい期待を抱かせる。ジワジワと気持ちを煽るベースラインも心地良い。中に流れる英詞のセリフには、Buryとしての意思が込められている。

引水さやか 1曲目には、BuryのライブのSEで使っている『Believer』を収録しました。この楽曲の中に入っているセリフが、アルバムタイトルにも記した「No good thing ever dies…いいものは決して滅びない」という言葉。じつはこの言葉、映画「ショーシャンクの空に」のセリフから取っているという裏話もあります。
雨勿しほり 何時もライブで『Believer』を聞いながら立ち位置に入るんですけど、『Believer』を聞くたびに、「よっしゃいくぞ」という気持ちになれます。

『Break your wall』

タイトなビートの上で、ギターの音が唸りを上げて走り出す。「すべての病みや壁を、自らの感情でぶち壊せ。」この歌はBuryが、Buryの音楽にシンパシーを覚える人たちと共に、未来へ突き進む意思を示した力強い楽曲。

引水さやか 『Break your wall』と『SPECTRUM』は、Buryを立ち上げるときに生まれた楽曲でした。中でも『Break your wall』は、初めて聞いたときから「恰好いい…」と魂が震えた歌。テンポがとても速いです。
星臣いろは ライブの一発目に持ってくることが多い曲。『Break your wall』は、”限界という心の壁”をぶっ壊すのにすごく苦戦している自分に向けて歌っています。とてもエモーショナルな楽曲だから、歌いながら感情も入り込み、「壁をぶっ壊そう」という気持ちが高まる。テンションも上がります。
雨勿しほり 『Break your wall』は、ライブで歌ってると自然とスイッチが入ります。「自分も壁をぶち壊さなきゃ」と思うのと同時に、お客さんにも「ぶち壊せよ」と歌いかけています。

『迷想少女』

サビ歌の「oli oli oli oli o」の部分を観客たちも一緒に合唱。ザクザクとした音が熱い気持ちを滾らせる。メロディックでエモーショナルなパンクチューン。中盤、転調しながら表情を変え、メンバー全員で合唱を始めたとたん、身体中から熱い気持ちが沸き上がる。ライブでも、観客たちと一緒にシンガロングしてゆくメロコアチューン。

星臣いろは ポップで可愛らしい曲。Buryの持ち歌の中で唯一アイドルっぽい楽曲だと思っています。ライブでの評判も良く、サビではみんな一緒に「oli oli oli oli o」と歌ってくれるところもポイント。聞いた瞬間から、誰もがノレるメロコア系の楽曲です。
引水さやか 可愛い曲だけど、「戦うべきは自分自身」など深いことを歌っているからね。
星臣いろは 私たちも崖っぷちというか、危機感を感じることもあります。だけどまだまだやりたいことがたくさんあるので、決して諦めることなく、もっともっと楽しいことをしたい。そういう風に気持ちをポジティブに引き上げてくれる楽曲です。
雨勿しほり 『迷想少女』のハモリパートは和っぽい感じだから、そこも注目して聞いていただけたらなと思います。
引水さやか 最初の頃は主旋律の人がハモリにつられてしまって、練習が難航するくらい、『迷想少女』のハモリは強烈です。
星臣いろは ハモリのメロディのインパクトは強いよね。ぜひ、ライブで一緒に『迷想少女』を歌いながら盛り上がりましょう!!

『キミノツマサキ』

歌始まりの『キミノツマサキ』は、演奏が進むごとに気持ちを上げてゆく、一緒に口ずさみたくなるポップでメロディックな楽曲。追い込まれた気持ちさえ、しっかりと前を向いた意思に変えようとしてゆく主人公。彼女を追い込んでいく匿名希望の反逆者たちの主戦場はネットの世界?!君の爪先は、しっかり前を向いていますか?

引水さやか 『キミノツマサキ』はとてもキャッチーな歌ですけど、メッセージ性の強い楽曲です。わたし自身、学生時代は歌詞に記されたように「時の流れに逆らわずぷかぷか浮かんでいた」日々だったから、その頃の自分と重ねながら歌っています。私たち自身、一つ一つの言葉の意味をしっかり考えたうえで、聞いた人の心へ届くようにと歌いました。
星臣いろは サビは3人で歌っているんですけど、3人のハモリが決まるとめっちゃ綺麗なんです。ライブで歌うときに苦戦もしますけど、決まるとめっちゃ恰好いい歌だからこそ、すごく大事にしながら歌っています。
雨勿しほり しかも、泣かせる面も持っている歌だからね。
星臣いろは 『キミノツマサキ』は盛り上がり系の楽曲ですけど、泣ける要素もある歌だからこそ、うちらも「聞いた人たちを泣かせてやるぞ」という気持ちでライブでは歌っています。とてもエモい楽曲だなと思います。
雨勿しほり ライブでも一人一人に向けて歌いかけていますし、聞いてくれる人たちにも「自分に向けられている」と受け止めてもらえたらなと思います。何より『キミノツマサキ』は、歌詞を読みながら聞いてほしい歌。 自分は、冒頭の「名前もしらない場所で とつぜん怒られました 聞けば 私の様の人は この場所にいないそうです」という歌詞がすごく好きで、共感を覚えています。

『Attack!!!』

ラウド/ラップ/パンクなどライブで熱狂する要素を濃縮した、Bury流ミクスチャーナンバー。「天下を取るのは添加物」「ゾンビのごとく生きる現代」など遊び心を満載な歌詞ながら、その中へしっかりメッセージも投影。中では、3人がラップ調の歌も披露。ライブでも、フロアをぐちゃぐちゃに掻き回す熱狂を描いている。

星臣いろは 『Attack!!!』を披露し始めた頃から、Buryのライブの雰囲気かだいぶ変わりました。
引水さやか この曲が生まれたとき、私たちも「おーっ!!」って驚いたよね。
星臣いろは 「Buryに新しい風が吹いたぞ」みたいな感じでね。ライブでも評判が良くて、「この曲好き」と言ってくださる方も多く、ライブで盛り上がるアタックナンバーです。
引水さやか 『Attack!!!』は、歌詞に記された一つ一つの言葉も面白いんだよね。
星臣いろは 「天下を取るのは添加物」という歌詞は、面白いのでTシャツにまでしちゃいました。しかも、蛍光色でTシャツに文字を書いてるから、暗闇の中で「天下を取るのは添加物」という文字が光るんですよ。
『Attack!!!』では、四文字熟語を含めいろんな言葉遊びが入っているので、ライブで歌っていても楽しいし、ライブ中にみんなが「Attack Attack Attack Attack Attack」と叫ぶたびに一体感も生まれます。
雨勿しほり Bury=『Attack!!!』じゃないですけど、「Buryの曲では『Attack!!!』が好き」と言ってくれるお客さんが多いくらいインパクトの強い楽曲です。

『I can’t live without you』

クールな中にもエモーショナルな香りを抱きながら楽曲は幕を開ける。次第に熱を帯びた曲は、サビへ向かってどんどん速度とテンションを上げてゆく。サビ歌の「例えば明日に地球が終わったとしたら」のフレーズがとても印象深く、その歌が流れた瞬間に胸をグッとつかまれ、嬉しいくらいに気持ちが上がりだす。「このままでは終わらせるわけにはいかねえだろ。」その通りの気持ちにしてゆく、胸を熱く滾らせる楽曲だ。

星臣いろは Buryと言えば『I can’t live without you』というくらい、ライブでは定番な曲。ライブではほぼ毎回歌います。披露するたびに盛り上がるからね。この曲では、「あなたがいないと生きていけないよ」という気持ちで歌っています。
引水さやか サビの歌詞にも出てくるように「明日に地球が終わったとしたら」という事を考えて毎回のライブへ挑んでる。「今日のライブ頑張ろう」と、ぶつかっています。
雨勿しほり 『I can’t live without you』はライブで歌うたびに盛り上がります。お客さんも歌詞も覚えてくれて、声を出したり、振りも一緒にやってくださる方も多いんです。
星臣いろは メッセージ性がすごく強い歌だし、純粋に盛り上がれる曲。最後のサビを歌うとき、うちら3人でステージを駆け回るんですよ。そうすると、フロアの人たちも一緒になって駆け回ってくれるように、ライブでも一体感が生まれる曲です。みんな一緒に盛り上がれる、まさにライブでのキラーチューンです。

『Like a snow』

アルバム中、唯一のミドルメロウチューン。希望を一切排除。切なさに胸が痛くしめつけられる。悲しみを抱いた失恋ソングに聞こえるが、そこにはもっと深い意味も??今にも感情が壊れそうなほどの切ない歌声が、触れた人たちの胸を刺す。聞くほどに、切なさへ心しめつけられる。何度も繰り返し触れたくなる感情崩壊ナンバー。

引水さやか バラード調というか、こういう落ち着いた楽曲は今までBuryの中にあまりなかったので新鮮でした。ライブでも、『Like a snow』は完全に聞かせる、魅せる曲になっています。
星臣いろは 歌詞は、ホントに切ないです。だから、ライブで歌うとめっちゃ感情が入りますし、気持ちが入りすぎるとあまり歌えなくなるときもありますからね。
雨勿しほり 『Like a snow』の音源を聞いたときにわたしがまず思ったのは、気持ちの面で深く重い曲だなということ。お客さんたちもライブのときは、みんな集中して観てくれています。ライブの流れや表情を変えてゆくポイントにもなっている、とても大事な色を持った楽曲だなとすごく思います。

『ストレンジデイズ』

激情したギターサウンドの上で、凛々しくも緊張感を持った歌声をぶつけてゆく3人。主人公の感情が次々と移り変わるたびに、楽曲も、3人の歌声にも変化が。スリリングでパワフルな表情と、今にも壊れそうな感情とが錯綜しながら、揺れる心模様を描き出す。まさに、激情型なドラマ曲だ。

星臣いろは 活動初期からあるBuryの代表曲で、ライブでもずっと歌っているから思い入れが強い。そこはお客さんも一緒だと思います。ライブで歌わないときがあると、「今日ライブでやらなかったね、聞きたかったのに」と言ってくださる方も多いですし、ライブでも最初の立ち位置に立つと、お客さんたちも「きたっ!!」みたいな雰囲気になるんですよ。それも嬉しいし、やり甲斐のある歌だなと思います。
引水さやか 私は歌う前の緊張感がすごい。だから、『ストレンジデイズ』の文字を観るだけで手汗が出てきます。(笑)
星臣いろは 『ストレンジデイズ』を歌うときって、なんか気が引き締まるよね。この歌も、みんなの気持ちがはまったときは、すごく恰好いい曲になります。
引水さやか 『ストレンジデイズ』は歌詞がとてつもなく深いから、それを歌詞の中の人に成りきって伝えるがとても難しい。毎回すごく挑戦の曲だと捉えてます。何故なら、この歌詞の主人公は人格障害の方。それを表現するのが難しいんです。しかも、『ストレンジデイズ』の歌詞はひと言ひと言が重いから、丁寧に扱わなきゃいけない歌だと思っています。
星臣いろは 『ストレンジデイズ』は軽率には歌えないって感じ。
雨勿しほり ライブでこの曲を歌うと自分の中で気持ちのスイッチがパッと切り変わる。自分の感情のモードをいろんな風に切り換えてゆく楽曲だなと思います。『ストレンジデイズ』のMVは、土砂降りの中で撮影をしました。それもぜひ観てほしいです。

『SPECTRUM』

「あの日描いてた大切な想いはここにあるから。」『SPECTRUM』はライブでも最後に歌い、フロアに熱狂の風景を描き出す、Bury流メロディックなファストチューン。気持ちを熱く滾らせ、一緒にシンガロングしながら熱狂の中に溺れたい。

星臣いろは 『SPECTRUM』は、1曲の中へいろんな要素を詰め込んだ楽曲です。
引水さやか 疾走感がすごいですし、一番BPMの速い曲です。そしてBuryの中で一番最初に生まれた曲だから、思い入れが半端ないです。ライブでも一番歌っていますし。
星臣いろは 『SPECTRUM』は、何時もライブのエンディングで歌います。この曲でライブをシメるのが定番になっています。エンディングに相応しい、ホントにかっこいい曲であり。同時に、キラキラもしているよね。
引水さやか 『SPECTRUM』は、何時も”次に繋げる感覚”で歌っています。それは「次のライブ」や、「Buryの次への活動、展開を楽しみにして欲しい」という気持ちなど。そういう想いを込めて、アルバムでも最後に入れました。
星臣いろは 『SPECTRUM』は、真っ直ぐな想いをお客さんにそのままに伝えたい曲。サビではあえて振りもつけず、お客さん一人一人に向けて歌っています。「あの日描いてた大切な想いはここにあるから」という気持ちが、そのまんま伝われーって感じです。
雨勿しほり ファンの方でも「『SPECTRUM』が好き」と言ってくれる方が多いのが嬉しくて。ライブでも、イントロが流れた瞬間に「よっしゃあ」という声が聞こえてくるように、その瞬間にも「すごい嬉しいなぁ」っていう気持ちになれます。
歌い終わり、後奏が鳴り終わる前にメンバーが舞台上から捌けるんですけど、そのときに何時もわたしが「Buryでした、ありがとうございましたー」と言うんですね。その言葉を口にするたび、「今日もライブが終わっちゃったぁ」「あっという間だったなぁ」という気持ちになってしまいます。

アルバムのタイトルに記した『No good thing ever dies』は、アルバムの冒頭や、ライブのSEとしても流れている『Believer』の中から流れてくるセリフから取ったもの。意味は、「いいものは決して滅びない」。まさに、Buryのスタイルを指した言葉だ。このアルバムについて、メンバーは「今までのBuryの集大成となるアルバムです。今までのBuryが、今まで活動してきたBuryの曲が詰まっています。何より、大切に育て続けてきた曲たちをたくさんの人に聞いてもらいたい想いが一番にあるし、次に繋がるきっかけにしたいアルバムになりました」(雨勿しほり)と語ってくれた。

Buryと言えば、ライブでほとんどMCを入れることなくスリリングかつ熱いステージングを展開しているグループ。彼女たちは、ライブへ向かう姿勢についてこんなことも語っている。

星臣いろは もともとみんなしゃべるのが得意じゃないどころか、MCとかすごく苦手なんですよね。だったら、別にMCはいらないのではないかと思い、今のスタイルになりました。
引水さやか いや。というよりかは、Buryは1曲1曲が短いから、MCを無くすともう1曲増やせるんです。だったら曲を増やしたほうがBuryの世界観も伝わりやすいし、それがいいと思って。苦手なMC、諦めず克服はしたい。
星臣いろは Buryは、何よりも曲を伝えたいグループ。基本的にしゃべりは必要ないこと。それよりも、ライブを観てもらえればBuryの魅力は十分にわかるなと思っています。それくらい楽曲に自信を持って活動しています。
雨勿しほり お客さんには、よく「とっつきにい」とは言われますけどね。(笑)
星臣いろは Buryは世界観が大事。しゃべるとその世界が壊れちゃうから、いいんだよ。

Buryのことが気になった方、まずはライブへ足を運んで欲しい。なかなかライブへ行くのが難しい方々は、ぜひ発売を控えている1stアルバム『No good thing ever dies』を通し、心騒がす熱い衝動を感じていただきたい。「いいものは決して滅びない」から。

TEXT:長澤智典

Bury Web
https://bury.amebaownd.com/
Bury twitter
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雨勿しほり(@shihori_bury)
引水さやか(@sayaka_bury)

★映像★

ストレンジデイズ MV

SPECTRUM MV

Attack!!! LIVE MV

SPECTRUM 1stワンマンLIVE映像

★音源情報★

Bury 1st Full Album
『No good thing ever dies』
2019.05.22 Release
QACW-1006
2,300円(税込)
販売元 日本コロムビア・マーケティング(株)
発売元 TADPOLE RECORD

収録曲
1.Believer
2.Break your wall
3.迷想少女
4.キミノツマサキ
5.Attack!!!
6.I can’t live without you
7.Like a snow
8.ストレンジデイズ
9.SPECTRUM

あなたの病みを葬ります
引水さやか 星臣いろは 雨勿しほり
哀愁メロディックパンクアイドルBuryが
生み落とす待望の1stフルアルバム。
アメリカ西海岸直系の哀愁ソングを中心に
バラエティーに富んだ楽曲であなたの病みを葬る。